イノベーションサイエンスの図

社会を大きく変える革新的な事業を創出するプロセスには、再現可能な技が存在します。.&の中心にあるのは、それらイノベーション創出のための科学的手法の体系です。

「思考すること」に対する深い洞察を基底としながら、検討推進のための合理的なアプローチと、考えを深めるためのフレームワークの開発を進めています。

THOUGHTS.&が考えるイノベーション

.&が考えるイノベーションの図

古典から引用すれば、イノベーションとは、経済活動の中で、複数の経営資源を新結合すること、を指します。

我々の定義では、更に、

  • 今まさにこの瞬間において、人々が無意識下で求めている価値を捉えていて、
  • それを提供する手段は、今この時代だからこそ実用レベルで実現できるものであり、
  • それらを可能にするビジネスとしての仕組みが、その後の社会において、主流・基準となるもの

である、としています。

数多くの製品・サービスが日々生み出されている現代においても、イノベーションと呼べるものは極々少数です。.&は、その中で、イノベーションと呼べる革新的な事業を連続的に創出していくこと、を事業の目的にしています。

“ 不確実、だからこそ考える ”

イノベーション創出は、極めて難度の高い活動です。不確実性が高く、多数の考慮すべき変数がある中で、答えを導いていく必要があります。 だからこそ、逆に我々は、「やってみよう」を隠れ蓑にしないこと、がとても重要だと考えています。より早く、深く考えを巡らせること、そのために、手段として「やってみよう」があるのであって、それ自体が運試しのようになってしまっては本末転倒です。正しい答えを準備することは出来ません。ただ、十分に考えつくされた答えを用意することは可能です。

我々は、考え続けること、それこそがイノベーション創出に向けた成功の鍵であると信じています。

ORIGINALSイノベーションサイエンスの基礎となる考え方

イノベーションサイエンスの基礎となる考え方の図

細部まで考えを突き詰めること、抽象度を上げてメタ的に事象を捉えることの両立が肝要です。具体的な内容の伴わない、方向性だけを示す”戦略もどき”では、事業の創造にまでは辿り着けません。

一方で、枝葉末節での議論ばかりに終始すると、仮に事業としての実現は出来ても、その後の拡がりに難があります。具体設計と、メタ認知を高速で反復しながら考えの精度を高めていくことが、イノベーションサイエンスの基礎となる考え方です。

現場での学びに基づきながら、基礎となる考え方に、プロセス論、手法論、要諦等を掛け合わせていくことで、科学的手法の体系化を継続的に進めています。

Method